利用中でも申し込めるが、同じ請求書は売れない

ファクタリングは、請求書(売掛金)を1枚ずつ売る取引です。A社に売った請求書とは別の請求書なら、B社に売ることに問題はありません。取引先が複数あって、それぞれの請求書を別の会社で現金化している人も珍しくありません。

一方で、A社に売った請求書を、B社にも売ることはできません。二重譲渡と呼ばれ、詐欺として扱われるおそれがあります。「A社の手数料が高いから、同じ請求書をB社で売り直したい」という乗り換えはできない、ということです。乗り換えは、今の契約が精算されたあと、次に出てくる請求書から、と考えてください。

申込みのときは、他社を使っていることを隠さずに伝えてください。債権譲渡登記をしていれば登記で分かりますし、申告と違うことが後から分かると、その時点で取引を断られます。

他社利用中の申込みを明記している10社

公式サイトか運営会社の回答で、他社を利用中でも申し込めると確認できた会社を、掲載順に並べました。

会社手数料買取額債権譲渡登記2社間
Easy factor2〜8%50万円〜3億円なしで可対応公式サイト
アクセルファクター0.5〜12%未確認なしで可対応公式サイト
オンラインファクタリングJBL2〜14.8%10万円〜5000万円未確認対応公式サイト
SoKuMo(ソクモ)1〜15%未確認なしで可対応公式サイト
No.10.5〜20%50万円〜3億円未確認対応公式サイト
エスコム1.5%〜未確認未確認対応公式サイト
トラストゲートウェイ1.5%〜未確認未確認対応公式サイト
共栄サポート2%〜未確認未確認対応公式サイト
西日本ファクター2.8%〜30万円〜1000万円未確認対応公式サイト
マイナビブリッジ(法人専用ファクタリング)未確認1億円〜2億円未確認未確認公式サイト

表にない会社も、他社利用中を断っているとは限りません。公式サイトに書いていないだけのことが多いので、申し込む前に聞いてください。

今の会社と比べるために、同じ条件で見積りを取るなら

Easy factor 2〜8%/買取 50万円〜3億円 公式サイトを見る

PR並びは掲載順のままです。

乗り換えで変わる金額

毎月100万円の請求書を売っていて、今の手数料が12%だとすると、1回あたり12万円、1年で144万円を手数料として払っていることになります。同じ請求書で8%の見積りが出れば、1回4万円、1年で48万円の差です。

ただし、手数料の数字だけで決めないでください。事務手数料や登記の費用が別にかかると、差は縮みます。見積りは「振り込まれる金額」で比べるのがいちばん確かです。

もうひとつ、毎月売り続けていること自体を見直す機会にもなります。支払いサイトを短くしてもらえないか取引先に相談する、使う請求書を急ぎの月だけに絞る、といった方法で、手数料の総額はさらに下げられます。

乗り換えの手順

最初に、今の会社との契約を見直します。次の精算日、まだ精算していない金額、途中でやめるときの条件、そして債権譲渡登記をしているかどうか。この4つが分かれば、いつから新しい会社を使えるかが決まります。

次に、新しい会社から見積りを取ります。今の手数料と比べるなら、同じくらいの金額・支払期日の請求書で出してもらうと比較になります。今の会社で遅れずに精算してきた記録は、新しい会社の審査でも材料になります。

今の会社で精算が済んだら、次の請求書から新しい会社に出します。精算の途中で乗り換えを急ぐと、支払期日に売掛先から入ったお金の送り先を取り違えるなど、トラブルのもとになります。

債権譲渡登記をしている場合は、とくに注意が要ります。今後発生する請求書までまとめて譲渡する形で登記されていると(将来債権の譲渡登記)、同じ売掛先の請求書は新しい会社が買い取れないことがあります。今の会社に登記の範囲を確かめ、取引を終えるなら抹消の手続きをしてもらってください。

乗り換えでやってはいけないこと

同じ請求書を2社に同時に申し込んで、先に通ったほうと契約する。これは、どちらの会社とも契約した時点で二重譲渡になります。見積りを比べるのは構いませんが、契約は1社だけにしてください。

前の会社への支払いが残っているのに、その支払いのために新しい会社を使う、というやり方もおすすめしません。手数料を払ってお金を回すだけになり、手元に残るお金は回を重ねるごとに減っていきます。手数料が重くなってきたら、手数料の相場と見比べて、今の条件が高すぎないかを確かめるところから始めてください。

支払いが苦しくて返せない状態になっているなら、ファクタリングを重ねるより先に、弁護士や自治体の相談窓口に相談するほうが傷は浅く済みます。

他社を利用中でも申し込める会社

10社のうち、掲載順で上から5社です。条件の根拠は各社のページに載せています。

PR広告リンクを含みます。掲載順には影響しません。

Easy factor

株式会社No.1

手数料の上限まで確認して選びたい方に。

手数料2〜8%
入金までの目安最短60分
買取可能額50万円〜3億円
最短即日オンライン完結2社間償還請求権なし
運営会社に確認済み · 条件の確認日 2026-08-28

No.1

株式会社No.1

手数料0.5〜20%
入金までの目安最短即日
買取可能額50万円〜3億円
最短即日個人事業主対応(条件つき)2社間償還請求権なし
運営会社に確認済み · 条件の確認日 2026-08-28

よくある質問

他のファクタリング会社を使っていても申し込めますか?

申し込めます。公式サイトやご回答で「他社を利用中でも申込み可」と明記しているのは10社です。ただし、すでに他社に売った同じ請求書をもう一度売ることはできません。

他社を利用中であることは隠せますか?

隠さないでください。債権譲渡登記をしている場合は登記で分かりますし、申告と違うことが分かれば契約できなくなります。条件を正直に伝えたうえで見積りを比べるほうが結果として有利です。

乗り換えると手数料は下がりますか?

下がることはあります。利用実績(売掛先からの入金が滞りなくあった記録)が審査の材料になるためです。ただし下がるかどうかは審査で決まります。今の手数料と同じ請求書で見積りを取り、総額で比べてください。

この記事の根拠

各社の条件は、会社ページの「この条件は、どこに書いてありましたか」に公式ページの抜粋と出典URLを載せています。確認できなかった項目は「未確認」とし、推測では埋めていません。実際の手数料・入金日・利用の可否は審査と契約で決まります。