少額ファクタリングが合う人
数万円から数十万円の請求書を、支払期日より早くお金にしたい人のための仕組みです。取引先の支払いが翌月末や翌々月払いで、その間の家賃や外注費、機材の支払いが先に来る、というのがフリーランスによくある使い方です。
一般的なファクタリング会社は、買取額の下限を50万円や100万円に置いています。10万円の請求書を持っていっても、そもそも対象になりません。少額を扱う会社は、この下限を1万円や数万円まで下げ、そのかわり申込みから審査までをWebで完結させ、手間を減らしています。
買取額の下限が10万円以下の21社
下限の低い順に並べました。数字は公式サイトの記載で、実際に買い取れるかは審査で決まります。
| 会社 | 買取額 | 手数料 | 個人事業主 | 入金の目安 | |
|---|---|---|---|---|---|
| OLTA(オルタ) | 下限・上限なし | 2〜9% | 対象 | 最短即日 | 公式サイト |
| AGビジネスサポート | 1万円〜上限未確認 | 2〜9.9% | 対象 | 最短即日 | 公式サイト |
| FREENANCE(フリーナンス) | 1万円〜上限なし | 3〜10% | 対象 | 最短即日 | 公式サイト |
| labol(ラボル) | 1万円〜上限未確認 | 10% | 対象 | 審査後 最短30分 | 公式サイト |
| ペイトナー | 1万円〜300万円 | 10% | 対象 | 最短即日 | 公式サイト |
| stera finance(ステラファイナンス) | 1万円〜800万円 | 1.25〜15% | 未確認 | 未確認 | 公式サイト |
| FACTOR⁺U | 1万円〜上限未確認 | 1.5%〜 | 対象 | 最短40分 | 公式サイト |
| 日本中小企業金融サポート機構 | 1万円〜2億円 | 1.5%〜 | 対象 | 最短即日 | 公式サイト |
| アイファクター | 1万円〜上限未確認 | 3.1%〜 | 対象 | 最短60分 | 公式サイト |
| バイオンのAIファクタリング | 5万円〜上限未確認 | 10% | 対象 | 最短60分 | 公式サイト |
| ワンバンク請求書買取 | 5万円〜上限未確認 | 10〜14% | 対象 | 最短10分 | 公式サイト |
| マイナビブリッジ(法人専用ファクタリング) | 10万円〜1億円 | 2〜7% | 法人のみ | 最短即日 | 公式サイト |
| PayToday | 10万円〜上限なし | 1〜9.5% | 対象 | 最短30分 | 公式サイト |
| MSFJ | 10万円〜3億円 | 1.8〜10% | 対象 | 最短30分 | 公式サイト |
| アドプランニング | 10万円〜1億円 | 2〜10% | 対象 | 最短即日 | 公式サイト |
| 買速 | 10万円〜1億円 | 2〜10% | 対象 | 最短即日 | 公式サイト |
| オンラインファクタリングJBL | 10万円〜5000万円 | 2〜14.8% | 法人のみ | 最短即日 | 公式サイト |
| アクトビズ | 10万円〜5000万円 | 1%〜 | 対象 | 最短即日 | 公式サイト |
| ファクタリングのTRY | 10万円〜1億円 | 1.2%〜 | 対象 | 最短2時間 | 公式サイト |
| BIZパートナー | 10万円〜1億円 | 未確認 | 法人のみ | 最短即日 | 公式サイト |
| ペイテック | 10万円〜5000万円 | 未確認 | 対象 | 最短60分 | 公式サイト |
個人事業主・フリーランスで少額の請求書を早めに受け取りたい場合
PR並びは掲載順のままです。
フリーランス・個人事業主が申し込む前に見ること
まず、その会社が個人事業主を対象にしているか。掲載69社のうち個人事業主も対象と書いているのは43社で、残りは法人に限っているか、公式サイトに書いていません。法人限定の会社に申し込んでも、審査の前に断られます。
次に、取引先が個人でもよいか。多くの会社は、売掛先(請求書の宛先)が法人であることを求めます。ペイトナーのように「個人の取引先でもOK」と公式サイトに書いている会社もありますが、少数です。
書類は、請求書、入出金の明細、本人確認書類の3点で済む会社がほとんどです。確定申告書や開業届を求める会社もあるので、手元になければ必要書類が少ないファクタリングを見てください。
ちなみに、法人が売掛金を売るときに使われる「債権譲渡登記」は、法務省の説明どおり法人が行う譲渡だけが対象で、個人事業主は登記できません。個人事業主の場合は、登記のことを気にする必要はありません。
少額ほど、手数料の重さに注意
一律10%の会社で5万円の請求書を売ると、受け取れるのは4万5,000円です。支払期日が1か月後なら、1か月早く受け取るために5,000円払う計算になります。急ぎの支払いに間に合わせるための費用として納得できるかを、申し込む前に考えてみてください。
毎月の請求書を毎月売り続けると、手数料は売上から毎月引かれていきます。一度きりのつなぎに使う分には便利ですが、毎月使うようなら、取引先に支払いサイトを短くしてもらえないか相談するほうが、長い目で見ると得です。
候補になる会社
買取額の下限が10万円以下の会社を、掲載順で並べています。
PR広告リンクを含みます。掲載順には影響しません。
マイナビブリッジ(法人専用ファクタリング)
株式会社マイナビブリッジ
OLTA(オルタ)
OLTA株式会社
買取金額に上下限を設けない、オンライン型。
PayToday
Dual Life Partners株式会社
10万円から、オンラインで早めに資金化したい方に。
AGビジネスサポート
AGビジネスサポート株式会社
MSFJ
MSFJ株式会社
2社間・3社間。手数料1.8%〜9.8%、10万円〜3億円、オンライン契約(クラウドサイン)。法人・個人事業主・フリーランス向け。MSFJ株式会社が運営。
アドプランニング
株式会社アドプランニング
買速
株式会社アドプランニング
FREENANCE(フリーナンス)
フリー株式会社
labol(ラボル)
株式会社ラボル
少額の請求書をWebで申請したい個人事業主・フリーランスに。
ペイトナー
ペイトナー株式会社
1万円からの請求書を、一律の手数料で検討したい方に。
バイオンのAIファクタリング
株式会社バイオン
2社間・オンライン完結。手数料一律10%、5万円から、最短60分。個人事業主も可。株式会社バイオンが運営。
ワンバンク請求書買取
株式会社スマートバンク
個人事業主・フリーランス向けの請求書買取(法人も可)。手数料10〜14%、土日祝も入金、必要書類は請求書・本人確認書類・入出金明細の3点。家計簿アプリ「ワンバンク」の株式会社スマートバンクが運営。
オンラインファクタリングJBL
株式会社JBL
stera finance(ステラファイナンス)
三井住友カード株式会社
アクトビズ
株式会社Act Biz
2社間・3社間。手数料1%〜、10万〜5,000万円、電話やWEBで手続き。株式会社Act Bizが運営。
ファクタリングのTRY
株式会社SKO
FACTOR⁺U
一般社団法人日本中小企業金融サポート機構
日本中小企業金融サポート機構のオンライン専用AIファクタリング。手数料1.5%〜、書類2点のアップロードで申請、最短40分で入金。個人事業主も可(売掛先は法人のみ)。
日本中小企業金融サポート機構
一般社団法人日本中小企業金融サポート機構
アイファクター
株式会社THREEi
個人事業主向け。売掛先が個人の請求書も買い取ると明記。
BIZパートナー
BIZパートナー株式会社
2社間・3社間。10万円〜1億円(売掛先1社2,000万円まで)、法人専用。医療・介護・調剤報酬債権も買取。BIZパートナー株式会社が運営。
ペイテック
株式会社T‐Rise
2社間・3社間。10万〜5,000万円、申込から契約までオンライン完結。株式会社T-Riseが運営。
個人事業主が使える会社を全部見るなら個人事業主が使える会社の一覧へ。
よくある質問
1万円からでもファクタリングできますか?
できる会社があります。買取額の下限を1万円としているのはOLTA(オルタ)、AGビジネスサポート、FREENANCE(フリーナンス)、labol(ラボル)、ペイトナー、stera finance(ステラファイナンス)、FACTOR⁺U、日本中小企業金融サポート機構、アイファクターです。
フリーランスでも使えますか?
掲載69社のうち43社が個人事業主も対象と公式サイトに書いています。フリーランス向けの会社は、請求書と入出金の明細、本人確認書類だけで申し込めることが多く、決算書を求めないのが特徴です。
給料をファクタリングで前払いしてもらえますか?
できません。会社員の給与を対象にした「給与ファクタリング」は、金融庁が貸金業に当たるとの見解を示しています。事業の売掛金(請求書)が対象です。
この記事の根拠
- 金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」https://www.fsa.go.jp/user/factoring.html
- 金融庁「給与の買取りをうたった違法なヤミ金融にご注意ください!」https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/kinyu_chuui2.html
- 法務省「債権譲渡登記制度とは?」(対象は法人が行う金銭債権の譲渡)https://www.moj.go.jp/MINJI/saikenjouto-01.html
- ペイテック:公開の利用条件https://paytech-factoring.com/
- ペイトナー:公開の利用条件https://paytner.co.jp/lp/lp-c/
- labol(ラボル):公開の利用条件https://labol.co.jp/
各社の条件は、会社ページの「この条件は、どこに書いてありましたか」に公式ページの抜粋と出典URLを載せています。確認できなかった項目は「未確認」とし、推測では埋めていません。実際の手数料・入金日・利用の可否は審査と契約で決まります。