相場は下限ではなく上限で見る

ファクタリングの手数料は、ほとんどの会社が「◯%〜◯%」と幅で出しています。広告で目に入るのは下の数字ですが、下限が適用されるのは、売掛先が大きな会社で、支払期日が近く、取引の実績もある、といった条件がそろったときです。初めて使う人が下限で契約できることはまずありません。

当サイトが掲載している44社のうち、上限まで公開しているのは21社でした。下限だけを出して上限を書いていない会社は13社あります。上限が分からないと、最悪いくら引かれるのかを申し込む前に知る方法がありません。

上限の中央値の10%を、ひとつの目安にしてください。これより上限が高い会社は、2社間の上限を高めに置いているか、少額・短期の債権を扱っていることが多いです。

上限まで公開している21社

公開されている上限が低い順です。同じ上限なら下限の低い順に並べました。数字は公式サイトの記載か運営会社の回答で、実際の手数料は審査で決まります。

会社手数料上限手数料以外の費用買取可能額
Easy factor2〜8%
お客様の状況により前後することがあります
8%公式ページに手数料以外の費用なしと記載50万円〜3億円公式サイト
OLTA(オルタ)2〜9%9%公式サイト・見積書で要確認下限・上限なし公式サイト
PayToday1〜9.5%9.5%公式サイト・見積書で要確認10万円〜上限なし公式サイト
PMG1〜10%10%公式サイト・見積書で要確認50万円〜2億円公式サイト
ZERO1.5〜10%10%公式サイト・見積書で要確認20万円〜5000万円公式サイト
ネクストワン1.5〜10%
公式サイトは全体で1.5%〜10%と表示。あわせて「2社間は3社間に比べ割高(5%〜)」「3社間は割安(1.5%〜)」とも書かれています
10%公式サイト・見積書で要確認30万円〜上限未確認公式サイト
アドプランニング2〜10%10%公式サイト・見積書で要確認10万円〜1億円公式サイト
メンターキャピタル2〜10%10%公式サイト・見積書で要確認20万円〜上限未確認公式サイト
買速2〜10%10%公式サイト・見積書で要確認10万円〜1億円公式サイト
資金調達プロ2〜10%10%公式サイト・見積書で要確認101万円〜200万円公式サイト
FREENANCE(フリーナンス)3〜10%
フリーナンス口座を使うほど手数料は下がる、と公式サイトに記載
10%公式サイト・見積書で要確認未確認公式サイト
labol(ラボル)10%10%公式ページに手数料10%のみ・振込等の追加費用なしと記載1万円〜上限未確認公式サイト
ペイトナー10%10%公式ページに一律10%の手数料のみと記載1万円〜上限未確認公式サイト
アクセルファクター0.5〜12%
公式サイトの手数料表は、利用額と契約の形で分かれています。3社間 0.5%〜10.5%/2社間 1.0%〜12.0%で、金額が小さいほど高くなります(2,000万円以上で2社間1.0%〜8.0%、100万円未満で2社間4.5%〜12.0%)。同じサイトの見出しには「手数料は0.5%〜8%」とありますが、これは表の一部です。「審査状況によって手数料の上下限が変動することがございます」との注記もあります
12%公式サイト・見積書で要確認未確認公式サイト
GMO BtoB早払い1〜12%
買い取る書類で分かれます。請求書買取 1%〜10%/注文書買取 2%〜12%。当サイトは高いほうの上限(12%)で並べています
12%公式サイト・見積書で要確認100万円〜上限未確認公式サイト
オンラインファクタリングJBL2〜14.8%14.8%公式サイト・見積書で要確認10万円〜5000万円公式サイト
SoKuMo(ソクモ)1〜15%15%公式サイト・見積書で要確認未確認公式サイト
エーストラスト1〜15%
3社間は1.0%〜4.9%以内、2社間は5%〜15%以内
15%公式サイト・見積書で要確認未確認公式サイト
stera finance(ステラファイナンス)1.25〜15%
名称は「サービス利用料」。精算期間によって異なる、と公式サイトに記載
15%公式サイト・見積書で要確認1万円〜800万円公式サイト
GoodPlus/のりかえPLUS5〜15%15%公式サイト・見積書で要確認未確認公式サイト
No.10.5〜20%20%公式サイト・見積書で要確認50万円〜3億円公式サイト

上限まで分かっている会社から見積りを取ると、最悪の金額が先に分かります

Easy factor 上限 8%/買取 50万円〜3億円 公式サイトを見る
OLTA(オルタ) 上限 9%/買取 下限・上限なし 公式サイトを見る
PayToday 上限 9.5%/買取 10万円〜上限なし 公式サイトを見る

PR並びは掲載順のままです。

手数料が変わる要因

同じ会社でも、請求書によって手数料は変わります。いちばん大きいのは、2社間か3社間かの違いです。売掛先の承諾を取る3社間は、売掛先から直接回収できるぶん安く、売掛先に知らせない2社間は高くなります。エーストラストのように、3社間を1.0〜4.9%、2社間を5〜15%と分けて出している会社もあります。

次に効くのが売掛先の信用で、支払いの確実な相手ほど下がります。官公庁や上場企業が相手の請求書は条件が良くなりやすいです。支払期日までが長いと、そのあいだに回収できなくなる心配が増えるので、手数料は上がります。

金額が小さい請求書は、審査の手間に対して手数料の額が小さいため、率で見ると高めです。1万円から買い取る会社に一律10%が多いのはこのためです。2回目以降は、売掛先からの入金が滞りなくあった記録が材料になり、下がることもあります。

手数料以外にかかる費用

見積りの手数料だけで比べると、あとで思っていたより受取額が少ない、ということが起きます。会社によっては、事務手数料、債権譲渡登記の費用(司法書士への報酬を含む)、振込手数料、契約書の印紙代がかかります。

反対に、公式サイトで「手数料のみ」「追加費用なし」と書いている会社もあります。当サイトは会社ページの「手数料以外の費用」に、公式サイトの書き方をそのまま載せています。見積りをもらったら、手数料と費用を足した総額と、振り込まれる金額を必ず確認してください。

請求額と手数料率から受取額を出すなら、受取額の計算が使えます。

100万円の請求書で比べると

支払期日が1か月後の100万円の請求書を2社間で売るとします。A社は手数料5〜15%、B社は「3%〜」とだけ書いていて上限を出していません。

A社は、条件が悪くても15万円までと分かっています。受け取れるのは85万円以上です。B社は3万円で済むかもしれませんが、上限が分からないので、見積りを見るまで最悪の金額が読めません。急いでいる人ほど、見積りを見てから比べ直す時間はないはずです。上限が公開されている会社を先に当たるほうが、手元に残る額の見込みが立てやすい、というのが当サイトの考えです。

ここに事務手数料が1万円、振込手数料が数百円かかると、受け取りはそのぶん減ります。見積りをもらったら、手数料と費用を足した総額で比べてください。

手数料を下げるためにできること

売掛先の承諾が取れるなら、3社間にするのがいちばん効きます。取引先に知られても困らない関係なら、検討する価値があります。

2社間のまま下げたいなら、同じ請求書で2〜3社から見積りを取り、総額で比べてください。その際、売掛先との契約書や過去の入金履歴を最初から出すと、審査で確かめる手間が減り、条件が良くなることがあります。

もうひとつは、支払期日の近い請求書を選ぶことです。複数の請求書があるなら、期日が近く、支払いの確実な売掛先の分から出すほうが有利です。

今の会社の手数料が高いと感じているなら、他社への乗り換えも手です。手順と注意点は他社を利用中でも申し込めるファクタリングにまとめました。

手数料の上限を公開している会社

21社のうち、掲載順で上から5社です。条件の根拠は各社のページに載せています。

PR広告リンクを含みます。掲載順には影響しません。

Easy factor

株式会社No.1

手数料の上限まで確認して選びたい方に。

手数料2〜8%
入金までの目安最短60分
買取可能額50万円〜3億円
最短即日オンライン完結2社間償還請求権なし
運営会社に確認済み · 条件の確認日 2026-08-28

PayToday

Dual Life Partners株式会社

10万円から、オンラインで早めに資金化したい方に。

手数料1〜9.5%
入金までの目安最短30分
買取可能額10万円〜上限なし
最短即日個人事業主対応オンライン完結2社間
条件の確認日 2026-09-08

ZERO

株式会社スリートラスト

手数料1.5〜10%
入金までの目安最短即日
買取可能額20万円〜5000万円
最短即日個人事業主対応オンライン完結2社間
条件の確認日 2026-09-09

よくある質問

ファクタリングの手数料の相場はどのくらいですか?

掲載44社のうち、手数料の上限まで公式に公開している21社では、上限の中央値が10%でした(最も低い会社で8%、最も高い会社で20%)。下限は「1%〜」「2%〜」と低く書かれがちですが、実際にいくら引かれるかは上限の側で決まります。

手数料が安いファクタリング会社はどこですか?

公開されている上限が低い順に並べると、Easy factor(上限8%)、OLTA(オルタ)(上限9%)、PayToday(上限9.5%)です。ただし上限が低くても、買取額の下限や対象(法人のみ等)で使えない場合があります。

「手数料1%〜」と書いてあれば1%で使えますか?

下限は、売掛先の信用が高く支払期日が近いなど、条件がそろった場合の値です。多くの利用者が下限で使えるわけではありません。上限を公開していない会社は、見積りで実際の金額を確認してください。

手数料の他に費用はかかりますか?

会社によって、事務手数料・債権譲渡登記の費用・振込手数料・印紙代がかかることがあります。「手数料のみ」と明記している会社もあります。会社ページの「手数料以外の費用」に、公式サイトの記載をそのまま載せています。

この記事の根拠

各社の条件は、会社ページの「この条件は、どこに書いてありましたか」に公式ページの抜粋と出典URLを載せています。確認できなかった項目は「未確認」とし、推測では埋めていません。実際の手数料・入金日・利用の可否は審査と契約で決まります。