審査・書類・手数料について、公式サイトに書かれていること
| 手数料 | 買取額の10%(一律)。ラボルへ支払うときの振込手数料は利用者の負担 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/75 |
|---|---|
| 買取額 | 1万円から。上限は利用者ごとの「買取上限額」で、登録内容で決まり、期限内の支払いや「増額タスク」で上がる 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/16 |
| 必要書類 | 本人確認書類・請求書・審査資料(エビデンス)の3つ 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/78 |
| 本人確認書類 | 本人確認書類は運転免許証・マイナンバーカード・運転経歴証明書のみ(保険証・パスポートは不可) 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/8 |
| 取引先の条件 | 取引先が法人の請求書だけ。個人宛の請求書は使えない 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/15 |
| 使えない請求書 | 反対債権がある、支払期日が請求書の提出から151日以上先、下請法などに抵触する、額面1万円未満(経費を除く)の請求書は使えない 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/25 |
| 買い取らない請求書 | 支払期限を過ぎた請求書や、取引先が支払いを拒んでいる・止めている請求書は買い取らない 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/24 |
| 初めての利用 | 初回の買取で申請できる請求書は1枚。請求書は1枚ごとに審査する 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/85 |
| 申請の修正 | 取引履歴から申請内容を修正して再申請できる(審査の進み具合によっては修正できない) 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/89 |
| ラボルへの支払期限 | 請求書の支払期日+3日(土日祝・休業日なら翌営業日)。取引先から入金があってから支払う 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/20 |
| 取引先への連絡 | 原則、取引先には連絡しない。ラボルへの支払いが遅れている場合は取引先に連絡することがある 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/3 |
| 取引先が倒産したとき | 取引先が倒産しても、買取金額の返還は求めない 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/5 |
| 信用情報 | 信用情報機関への照会はしない 出典: labol.co.jp/common/faq/detail/7 |
| 運営会社 | 株式会社セレス(東証プライム上場)の子会社、株式会社ラボルが運営 出典: labol.co.jp/ |
審査の基準は非公開。見られるのは請求書と取引の証拠
「ラボル 審査 厳しい」と検索されますが、ラボルは審査の基準を公表していません。よくある質問には「請求書に記載されている情報やご提出いただいた書類(エビデンス)を基に審査を実施しています」とあるだけです。
審査の材料として挙がっているのは請求書と取引の証拠で、申し込んだ人の信用情報については、信用情報機関に照会しないと書かれています。銀行やクレジットカードの審査とは見ている場所が違います。
資料の量で結果が変わることも、ラボル自身が「提出するエビデンス(審査資料)が多いほど審査の通過率が上がります」と書いています。取引先とのやりとりが残っているなら、1点でも多く出したほうが審査は進みます。
審査の通過率は公表されていません。当サイトも数字を持っていないので、載せていません。「通過率◯%」と書いているサイトがあっても、根拠を確かめられない数字です。
公式FAQから分かる、審査に通らない請求書
審査に落ちた理由は個別には教えてもらえませんが、よくある質問を読むと、はじめから買い取らない請求書がはっきり書かれています。申請の前に、手元の請求書が当てはまらないか確かめてください。
まず取引先の条件です。使えるのは取引先が法人の請求書だけです。一般の個人のお客さんに出した請求書は、金額が大きくても使えません。取引先が海外企業の場合は、日本法人であれば使えるとされています。
次に請求書の中身です。反対債権がある請求書、支払期日が請求書の提出から151日以上先の請求書、下請法などに触れる請求書、額面が1万円未満(経費を除く)の請求書は使えません。請求書には請求日・請求先の会社名・請求金額・支払期日・振込先口座が書かれている必要があり、支払期日の記載がない場合は申請のときに入力します。
もう一つは、支払いの状態です。支払期限を過ぎた請求書や、取引先が支払いを拒んでいる・止めている請求書は買い取りません。ペイトナーも、すでに支払いが遅れている請求書を対象外にしています。
このほか、海外に住んでいる人は利用できないとされています。条件を満たしていても、エビデンスが足りず取引が確かめられないと、審査は通りにくくなります。
必要書類は3つ。エビデンスはメールやLINEの画面でもよい
ラボルに出す書類は、本人確認書類・請求書・審査資料(エビデンス)の3つです。本人確認書類は運転免許証・マイナンバーカード・運転経歴証明書のどれかで、保険証やパスポートは使えません。
いちばん迷うのがエビデンスです。公式FAQに挙がっているのは、通帳の入出金履歴、請求書の取引先からの入金履歴、取引先の担当者が請求内容を了承したメッセージ、発注書・契約書・支払通知書などです。「ラボル エビデンス LINE」と検索されることもありますが、LINEのやりとりもメールやSlackと同じように使えます。取引先の担当者が請求の内容を了承していることが分かる画面を、加工せずに撮って出します。1画面に収まらないときは、分けて撮るか、画面を録画して出すよう案内されています。
通帳の入出金履歴は、銀行名・口座番号・支店名が写るように撮ります。請求書の取引先から過去に入金があるなら、その入金が写っている部分を出すと、取引が続いていることを示せます。
決算書や確定申告書は、最初の申請では求められていません。利用できる金額の上限(買取上限額)は登録内容で決まり、確定申告書や源泉徴収の書類は、その上限を上げるための「増額タスク」で出すものです。
手数料は買取額の10%で一律。ほかの費用は支払うときの振込手数料だけ
ラボルの手数料は、請求書の金額や取引先に関係なく、買取額の10%です。よくある質問の例では、10万円の請求書なら手数料1万円を差し引いた9万円が振り込まれ、あとで取引先から入金があったら10万円をラボルに支払います。
| 買取額 | 手数料(10%) | 振り込まれる額 |
|---|---|---|
| 10,000円 | 1,000円 | 9,000円 |
| 100,000円 | 10,000円 | 90,000円 |
| 300,000円 | 30,000円 | 270,000円 |
手数料のほかにかかるのは、ラボルへ支払うときの振込手数料で、これは利用者の負担です。受け取るときに事務手数料などが差し引かれることはありません。
10%が高いか安いかは、使い方で変わります。手数料の上限を10%より低く公開している会社は3社ありますが、買取額の下限や、個人事業主が使えるかどうかが違います。
| 会社 | 手数料の上限 | 買取額 | 個人事業主 |
|---|---|---|---|
| Easy factor | 8% | 50万円〜3億円 | 不可 |
| OLTA(オルタ) | 9% | 下限・上限なし | 不可 |
| PayToday | 9.5% | 10万円〜上限なし | 可 |
1万円からの少額を個人事業主が使えて、手数料が一律で分かりやすい点がラボルの特徴です。相場はファクタリング手数料の相場で比べられます。
請求書の金額の一部だけを申請することもできます。必要な分だけ申請すれば、手数料もその分だけで済みます。
申請を直すときは、取引履歴から修正して再申請する
ラボルの取引履歴には「再申請待ち」という状態があり、よくある質問では、取引履歴から申請内容を直して再申請できると案内されています。エビデンスが足りないと言われたときは、取引先とのやりとりや発注書などを加えて出し直します。審査の進み具合によっては、手続きの途中でも修正ができなくなる場合があるとも書かれています。
審査の結果で断られた請求書を、あとから出し直して通るかどうかは、公式FAQでは確認できませんでした。
請求書は1枚ごとに審査され、初回に買い取ってもらえるのは1枚だけです。初回で複数の請求書を一度に出すことはできないので、条件に合う請求書を1枚選んで申請します。取引を1回以上期限内に終えると、アンケートや追加の書類で上限額を上げる「増額タスク」が使えるようになります。
請求書が条件に当てはまらない場合、たとえば取引先が個人のお客さんのときは、ラボルでは再申請しても通りません。条件の違う会社を検討してください。
ラボルへの支払いが遅れると、取引先に連絡が行くことがある
ラボルへの支払期限は、請求書の支払期日の3日後です(土日祝や休業日なら翌営業日)。取引先から入金があってから支払います。支払い方法は、ラボルから届くメールに書かれた口座への振込です。
支払いが遅れた場合について、よくある質問には「原則、ラボルから取引先に連絡することはございません。ただし、ラボルへのお支払いが遅れている場合は取引先に連絡させていただくことがございます」と書かれています。取引先に知られずに使えるのは、期限どおりに払っている間だけだと考えてください。期限内に払い終えると、次からの上限額が上がる可能性があるとも書かれています。
取引先からの入金自体が遅れているときは、運営事務局に連絡するよう案内されています。取引先から入ったお金はラボルに渡すお金です。ほかの支払いに使ってしまうと、あとで払えなくなります。
ラボルは貸付けではなく売掛金の買取。取引先が倒産しても返還を求めないと明記
「ラボル ヤミ金」「ラボル やばい」と検索されることがあります。ヤミ金は、登録をせずにお金を貸す業者のことです。ラボルはお金を貸すサービスではなく、請求書(売掛金)を買い取るサービスで、借入れにはなりません。
ファクタリングが貸付けと見なされるかどうかの分かれ目の一つは、取引先が払えなくなったときに利用者が肩代わりするかどうかです。金融庁も、売掛先が払わないときに利用者が買い戻す契約は貸付けに当たる場合があるとしています。ラボルは、取引先が倒産した場合も「請求書買取金額の返還を求めることはありません」とよくある質問に書いています。
運営会社も確かめられます。ラボルは、株式会社セレス(東証プライム上場)の子会社である株式会社ラボルが運営しており、国税庁の法人番号公表サイトで商号と所在地を照合できます(法人番号 7010901049921)。一般社団法人オンライン型ファクタリング協会の会員名簿にも載っています。
一方で、手数料が10%かかること、支払いが遅れると取引先に連絡が行くことは、使う前に知っておくべき条件です。「やばい」かどうかは、この条件で自分の資金繰りに合うかどうかで判断してください。
ペイトナーとの違いは、請求書の期日と取引先の条件
ラボルとよく比べられるのがペイトナーです。どちらも手数料は一律10%で、個人事業主が1万円から使えます。違いが大きいのは、使える請求書の条件です。ラボルは支払期日が遠い請求書(150日以内)まで使えますが、取引先は法人に限られます。ペイトナーは取引先が個人事業主でも使えますが、支払期日が申請日から70日以内の請求書に限られます。
| labol(ラボル) | ペイトナー | |
|---|---|---|
| 手数料 | 買取額の10%(一律)。ラボルへ支払うときの振込手数料は利用者の負担 | 申請金額の10%。振込手数料は利用者の負担(公式の例: 20万円の申請で利用料20,000円・振込手数料330円・振込179,670円) |
| 審査の時間 | 審査は最短60分。審査が終われば24時間365日すぐに振り込む。受付時間は公表なし | 審査は土日祝を含む毎日10:00〜19:00。申込みは年中無休・24時間受付 |
| 請求書の支払期日 | 請求書の提出から150日以内(151日以上先は対象外) | 申請日から70日以内 |
| 取引先の条件 | 法人だけ(個人宛は不可) | 法人か個人事業主(消費者宛は不可) |
| 初回 | 初回の買取で申請できる請求書は1枚。請求書は1枚ごとに審査する | 初回の利用枠は最大50万円。取引実績などで広がり、上限は最大300万円(必ず300万円まで広がるわけではない) |
| 必要書類 | 本人確認書類・請求書・審査資料(エビデンス)の3つ | 請求書・本人確認書類(初回のみ)・直近3ヶ月分の入出金明細 |
| 支払期限 | 請求書の支払期日+3日(土日祝・休業日なら翌営業日)。取引先から入金があってから支払う | 請求書の支払期日+土日祝を除く3営業日以内 |
| 問い合わせ | 問い合わせはチャットかメールだけ。電話では受け付けていない | 問い合わせはチャットで年中無休・24時間受付(オペレーターは平日10:00〜19:00)。電話のサポートはない |
| 公式サイト | 公式サイト |
ペイトナーの審査についてはペイトナーの審査落ちの理由にまとめています。
ラボルで審査に通らなかった・対象外だったときの候補
取引先が個人のお客さんだった、支払期日が遠すぎた、といった理由でラボルが使えなかった場合は、条件の違う会社を探します。下は、個人事業主が使えて、買取額の下限が10万円以下の会社です(4社、掲載順)。
| 会社 | 手数料 | 買取額 | 公称の最短 | |
|---|---|---|---|---|
| PayToday | 1〜9.5% | 10万円〜上限なし | 最短30分 | 公式サイト |
| 買速 | 2〜10% | 10万円〜1億円 | 最短即日 | 公式サイト |
| ペイトナー | 10% | 1万円〜300万円 | 最短即日 | 公式サイト |
| 日本中小企業金融サポート機構 | 1.5%〜 | 1万円〜2億円 | 最短即日 | 公式サイト |
審査全般の傾向はファクタリングの審査に落ちる理由、書類を減らしたい場合は必要書類が少ないファクタリングで整理しています。
よくある質問
ラボルの審査は厳しいですか?
審査の基準は公表されていないため、厳しいかどうかは言えません。公式FAQで分かるのは、はじめから買い取らない請求書の条件と、審査に使う資料です。「提出するエビデンス(審査資料)が多いほど審査の通過率が上がります」とも書かれています。
ラボルの審査通過率は何%ですか?
公表されていません。当サイトも通過率の数字は持っていないので載せていません。
ラボルの審査に落ちたら、もう使えませんか?
取引履歴から申請内容を直して再申請できると公式FAQに書かれています。エビデンスが足りないと言われた場合は、取引先とのメールや発注書などを足して出し直します。審査の結果で断られた請求書を出し直して通るかどうかは、公式FAQでは確認できませんでした。
ラボルの必要書類は何ですか?
本人確認書類・請求書・審査資料(エビデンス)の3つです。本人確認書類は運転免許証・マイナンバーカード・運転経歴証明書のどれかで、保険証やパスポートは使えません。
エビデンスはLINEのやりとりの画面でもいいですか?
使えます。公式FAQでは、取引先の担当者が請求内容を了承していることが分かるメッセージとして、メール・Slack・LINE・Chatworkなどが挙げられています。加工していないファイルで出すよう求められています。
ラボルの手数料は10%のほかにかかりますか?
手数料は買取額の10%で一律です。ほかにかかるのは、ラボルへ支払うときの振込手数料で、これは利用者の負担です。受け取るときに手数料以外の費用が差し引かれることはありません。
ラボルはヤミ金ですか?
ラボルはお金を貸すサービスではなく、請求書(売掛金)を買い取るサービスです。取引先が倒産しても買取金額の返還は求めないと公式FAQに書かれています。運営は、株式会社セレス(東証プライム上場)の子会社である株式会社ラボルです。
ラボルへの支払いが遅れたらどうなりますか?
支払期限は請求書の支払期日の3日後です(土日祝や休業日なら翌営業日)。支払いが遅れている場合は、取引先に連絡することがあると公式FAQに書かれています。
このページの根拠
- labol(ラボル)公式サイト
- ラボル よくある質問「どのような請求書が買取の対象となりますか?」
- ラボル よくある質問「請求書買取を利用するために必要なエビデンス(審査資料)について教えてください」
- ラボル よくある質問「手数料はいくらですか?」
- labol(ラボル)よくある質問
- 金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」
labol(ラボル)についての記載は、2026-09-11に公式サイトとよくある質問の原文を読んで確かめたものです。条件は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで確認してください。審査の結果・入金の時刻・利用できる金額は、各社の審査で決まります。