目的とお金の流れを分ける
「請求書を使うサービス」という共通点があっても、請求書カード払いとファクタリングは代わりになるとは限りません。必要なのが、家賃や仕入代金の支払いなのか、給与などにも使える現金なのかを先に整理します。
| 確認項目 | 請求書カード払い | 売掛債権のファクタリング |
|---|---|---|
| 請求書 | 自社が支払うもの | 自社が代金を受け取るもの |
| お金の行き先 | サービスから支払先へ振込 | 売掛債権を売却した自社へ入金 |
| 後日の対応 | カードの引落日に決済額を支払う | 2社間取引では回収した売掛金を契約どおり送金するなど、契約形態による |
| 確認の中心 | 対象カード・利用可能枠・対象の支払い・振込日 | 対象債権・売掛先・必要資料・契約条件・入金日 |
カード払いの申込みが通っても、カードの引落日には手数料を含む支払いが残ります。「最大60日」は常に60日延ばせるという意味ではありません。利用する日、カードの締め日・引落日で期間が変わります。
手数料は税と最低額を含めて確認する
2026年9月14日に確認した公式案内では、INVOYのカード払いは1万円以上の支払いで手数料3%、1万円未満は300円です。振込手数料の負担設定による扱いもあるため、決済画面で総額を確認してください。支払い.comの通常振込は税込4.4%、お急ぎ振込は税込5.5%です。
例えば支払い.comの通常振込で取引先へ50万円を振り込むなら、手数料は50万円×4.4%=2万2,000円、カード決済額は52万2,000円です。この計算は公表料率を用いた例で、審査や利用を保証するものではありません。
ファクタリングと比べる際には、入金される額と利用後に残る義務が異なることに注意します。料率が低いだけで、同じ目的に適しているとは判断できません。ファクタリングの手数料と追加費用も確認してください。
申し込み前に、3つの日付と資金を確認
- 取引先が指定した支払期日と、サービスが表示する振込予定日を照合する。
- 利用カードの締め日と引落日を確認し、実際に延ばせる日数を把握する。
- 引落日までの売上入金と他の支払いを並べ、手数料込みの決済額を用意できるか確かめる。
手数料を含めた利用可能枠が足りるか、支払いがサービスの対象か、本人・事業の確認資料が必要かも確認します。カードがあるだけで、すべての請求書を利用できるとは限りません。入金見込みがずれる場合は、支払先との期日の相談や金融機関への相談も含めて検討します。
目的が決まったら、利用条件を比較する
取引先への振込を検討する場合は、INVOYの公式利用条件と支払い.comの公式料金を確認してください。自社の売掛金を資金化したい場合は、条件別のファクタリング会社の選び方から、手数料・入金日・必要書類をそろえて比較できます。
よくある質問
請求書カード払いで自分の口座に現金が入りますか?
通常はサービスから支払先へ振り込む仕組みです。自分の口座に資金が入るファクタリングとは異なります。
最大60日とあれば必ず60日延ばせますか?
延ばせる期間はカードの締め日・引落日、利用日等で変わります。利用ごとに支払先への振込日とカード引落日を確認してください。
この記事の根拠
各社の条件は、会社ページの「この条件は、どこに書いてありましたか」に公式ページの抜粋と出典URLを載せています。確認できなかった項目は「未確認」とし、推測では埋めていません。実際の手数料・入金日・利用の可否は審査と契約で決まります。